放火殺人の疑いで男を再逮捕 「液体持ち込んだ」と供述

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 千葉県船橋市で4月に住人男性が死亡した民家火災で、県警は4日、東京都港区赤坂8丁目、無職一倉大悟容疑者(30)=傷害、逮捕監禁容疑などで逮捕=を殺人と現住建造物等放火などの疑いで再逮捕し、発表した。放火については認めているが、容疑の一部を否認しているという。

 逮捕容疑は、4月25日午前4時35分~同8時10分ごろ、船橋市本中山3丁目の会社役員渡辺和彦さん(当時65)の自宅に火をつけて渡辺さんを殺害したというもの。渡辺さんは、一倉容疑者の伯母の元夫。

 一倉容疑者は、火災直前の同日午前3時半~同4時15分ごろ、千葉県市川市内の母親(60)の自宅で母親を殴るなどして重傷を負わせたほか、両手両足を縛って監禁したとして、傷害と逮捕監禁の疑いで緊急逮捕されていた。

 捜査関係者によると、母親の証言では、一倉容疑者は母親に暴行を加える前に「渡辺をやる」と発言していたという。

 調べに対し、一倉容疑者は「液体を(渡辺さん宅に)持ち込み、火をつけた」との趣旨の説明をしているという。県警は、母親に暴行を加えた後、約3キロ離れた渡辺さん宅に移動し、放火したとみている。液体は、引火性のあるものだったという。

 火災の2日前には、母親宅の隣に住む伯母が、自宅1階で頭部を負傷した状態で死亡しているのが見つかっており、県警は一倉容疑者の関与の有無を調べる。