工事中の道後温泉本館 新テントに大竹伸朗さんデザイン

天野光一
[PR]

 愛媛県道後温泉本館の工事期間中の新しい活性化策として、「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」(主催・未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会)を、9月ごろから始めると松山市が発表した。本館を覆う素屋根テント幕を、世界的美術家の大竹伸朗さんがデザインする。期間は2024年3月まで。

 2019年に始まり、火の鳥のテント幕などで工事中の本館を覆うなどして活性化を図った「道後REBORNプロジェクト」を引き継ぐ。プロジェクトを通じて道後に関わる人を増やすことで、地域の人材を育て、持続可能な街になることを目指す。

 大竹さんは絵画や立体作品、エッセーや絵本など多彩に活動。1988年からは愛媛県宇和島市を拠点にしている。東京五輪の公式ポスターも担当した。プロジェクトには、写真家・映画監督の蜷川実花さんも参加し、飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)での活動を予定している。このほか、松山市在住で県立とべ動物園で3Dアートを公開しているテクニカルイラストレーター、隅川雄二さんも参加する。

 道後温泉本館は、7月4日まで神の湯での営業を続けた後、5~14日に臨時休館し、15日から霊の湯で営業を再開する。工事は24年12月末に終わる予定。(天野光一)