錦織の本音「休みが必要だった」 2年ぶり3回戦突破

構成・ロンドン=遠田寛生
[PR]

 テニスの全仏オープン第6日は4日、パリのローランギャロスであり、男子シングルスで錦織圭日清食品)が2年ぶりに4回戦進出を決めた。3回戦でアンリ・ラークソネン(スイス)と対戦し、第2セット途中に相手がけがで棄権した。次戦は第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

 会見での主なやりとりは以下の通り。

 ◇

 ――相手の途中棄権による勝利。プラスやマイナスになることは。

 「マイナスは一つもないですね。僕にとっては。休みが必要だった。彼がけがをしていなかったら、自分がけがをしていたかもしれない。そう考えると僕の面(だけ)で言えば、本当に運がよかったとしか言いようがない」

 「彼は序盤いいプレーをしていましたし、あそこまでフォアがいいとは思わなかった。脅威というか、(世界150位の)ランキング以上のものは確実に持っていたので怖さはあった」

 ――現在はテニスを楽しむ状況にあるか。

 「正直(2回戦までの)2試合は全く楽しくなかった。体力的にもつらいし全然いいプレーはできなかった。特に2回戦は自分と戦うところが多かった。今日は吹っ切れたところはあった。出だしから気持ち的にはいい感じで入れていた」

 「ローマ、マドリードといいプレーをして自信もついてきた中で、試練というか、やはりグランドスラム(4大大会)の緊張感なのか。思い返すとよいプレーはしていなかった。つらいことのほうが多かった」

 ――体力面について。

 「今日勝つとしたら3セットしかないとやる前から思っていました。さすがに今日は4セット、5セットは無理だろうなって。それぐらい気持ち的には気合を入れて、出だしから入っていましたね。意外にできたなというのはありますけど、2セット、3セット目で動かなくなってたかもしれない」

 ――次はズベレフ戦。直近で負けている。精神的にどう臨むのか。

 「プレッシャーがない分、若干自分の方が思い切ってプレーできる。落ち着いてプレーするのと、自分は1回戦と2回戦では試合の入りが悪かった。今日はそこを若干直せていたので、同じように思い切った、アグレッシブな気持ちで入れればいい」(構成・ロンドン=遠田寛生)