顧客の預金を無断解約、3700万円着服 信用組合係長

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 あかぎ信用組合(本店・前橋市)は4日、顧客7人の定期預金を無断で解約し、3712万1041円を着服したとして、40代の女性係長を5月31日付で懲戒解雇処分にしたと発表した。本人が全額返金する見通しが立ったため、刑事告訴はしない方針という。

 同組合によると、係長は2011年から今年3月にかけて、片貝支店と旧広瀬支店(現本店)の顧客7人の定期預金を解約した。顧客のうち5人は親戚や知人だった。係長は届け印の検印を担当していたため、証書がなくても解約できる立場にあったという。被害者のうち1人が3月中旬、定期預金解約のために本店を訪れて発覚した。係長は着服した金を遊興費や借金の返済に使っていたという。

 同組合は被害者全員に事実関係を説明して被害額の全額を弁済。再発防止に向けた業務改善を進めるとしている。