新宿に摩天楼を 京王プラザホテル、独自路線の50年

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小川崇
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 超高層のオフィスビルやタワーマンションが立ち並ぶ東京・西新宿の副都心。その開発の先駆けとされた京王プラザホテルが5日、開業から50年の節目を迎えた。地上約170メートルの高さは当時日本一を誇り、「首都の顔」として話題を集めた。それから半世紀。大きく変貌(へんぼう)する新宿の光景を見守ってきた。(小川崇)

1日1万人以上の客、最上階にあったのは…

 京王プラザホテルの開業は1971年6月5日。47階建てで高さは地上170メートル。霞が関ビル(147メートル)や世界貿易センタービル(152メートル)を上回る高層ホテルの誕生に、朝日新聞は「高層都市化の幕あけ」と報じた。新宿駅からホテルまで長蛇の列ができたこともあったという。

 「富士山がはっきりと見えたことを覚えている」。開業した頃に展望室から撮影した写真家・中谷吉隆さん(84)はそう振り返る。ホテルの周囲には他に超高層の建物はなく、遠くまで景色を見渡すことができた。

 ホテルが建つ一帯には、明治…

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