「幽霊でも会いたいね」ママのこと少しずつ 清水健さん

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聞き手・及川綾子
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 「シミケン」の愛称で親しまれるフリーアナウンサーの清水健さんは、小学1年生の息子を育てるシングルファザーです。今年、乳がんで29歳で他界した妻の七回忌を迎えました。少しずつ息子と、妻のことを話すようになったそうです。

写真・図版
清水健さん=大阪市中央区、新井義顕撮影

 息子は、4月に小学校に入学しました。自分がこんなにも心配性だったとは思っていませんでしたが、登校初日の朝、「ここからは大丈夫だよ」と話す息子を頼もしく思ったものの、学校近くまで送ってしまった僕がいました。

 今年2月が、妊娠中に乳がんが分かり、息子の出産後に112日で僕たちの隣からいなくなってしまった妻・奈緒(享年29)の七回忌でした。節目だからとか、悲しみが薄らいだとか、そういった気持ちではない不思議な感覚で、息子の成長がそうさせてくれているのか、落ち着いた気持ちで迎えられた一日だったように思います。

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