「五輪がくる」自治体の苦悩 選手受け入れ、ためらいも

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斉藤佑介、伊木緑、荻原千明
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 コロナ下の五輪で、東京以外で競技が実施される9道県の自治体にも負担がのしかかる。東京・晴海の選手村から離れた会場で開かれる競技では、海外選手が大会期間中も会場近くに滞在することが想定され、大会準備も含めて対応を求められるからだ。

 東京五輪サーフィン会場となる千葉県一宮町。強豪ブラジルの代表チームは大会1カ月前から町内のホテルに泊まる予定だが、まだ調整はついていない。町が受け入れをためらうのは、大会組織委員会が「競技会場での練習は競技開始の5日前から」と定めているためだ。会場周辺の海を貸し切りにするのは難しく、練習場所を確保できない可能性もある。

 また、ブラジル以外にも数カ国が大会期間中、町内のホテルに泊まる可能性があるが、町に連絡がないため把握できていない。地方会場の近くに宿泊する選手にも外部と隔離する「バブル方式」が適用されるため、町の担当者は「ホテルに職員の配置が必要になる可能性もある。小さい自治体で人手が足りるかどうか」。組織委は、大会期間中に選手村外で利用されるすべての宿泊施設に組織委主導で監督者を置くなどする方針といい、「各自治体と情報共有、連携していく」としている。

 地方の医療体制への負担も懸…

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