仏最高勲章の「光の画家」 上賀茂神社に屏風絵を奉納

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小松万希子
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 現代のフランスを代表する画家の一人として知られる松井守男さん(78)が5日、世界遺産・上賀茂神社(京都市北区)に屏風(びょうぶ)絵を奉納した。コロナ禍の世の中に「心のワクチンとして芸術を届けたい」という。

 松井さんは、日本画などに用いる細筆「面相筆(めんそうふで)」で鮮やかな絵の具をキャンバスにのせる繊細な抽象画で知られ、「光の画家」と呼ばれる。2003年にはフランス最高位のレジオン・ドヌール勲章を授与された。

 奉納した屏風は、縦1・7メートル、幅4メートルほど。キャンバス地の布を屏風にパッチワークのように貼り、油絵の具を細筆で重ねた。タイトルは「Kamigamojinja」。5月中旬から、神事や催しに使われる境内の「庁屋(ちょうのや)」という建物に屏風を置き、「感じた神社のイメージをそのまま筆にのせた」という。上賀茂の豊かな自然とみずみずしさを、青を基調に表現した。

 普段の拠点は仏コルシカ島。昨年2月に一時帰国した後、新型コロナウイルスの感染拡大で戻ることが困難になり、以来、日本各地で制作を続けている。上賀茂神社の荘厳な雰囲気にひかれていたといい、松井さんから奉納を申し出た。

 5日の奉納式では、関係者が…

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