「工夫をお見せできれば」 初の防衛戦へ藤井聡太棋聖

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村上耕司
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 藤井聡太棋聖(18)=王位と合わせ二冠=に渡辺明名人(37)=棋王・王将と合わせ三冠=が挑戦する将棋の第92期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)が6日、千葉県木更津市で開幕する。第1局前日の5日、両者が記者会見を開いた。

 藤井棋聖の一問一答は次の通り。

 ――昨年、棋聖を獲得して1年たった。どういう1年だったか。

 「この1年は、今までと変わってタイトルホルダーという立場になって、その中で銀河戦朝日杯などでは結果を出すことができましたし、今までできなかった経験を多くすることができて、成長できた1年だったのかなと思っています」

 ――初防衛をめざす心境を。昨年との違いは?

 「昨年は挑戦が決まってすぐに第1局があったので、自分としてはタイトル戦と意識する間もなく始まった。今回はタイトルホルダーという立場で棋聖戦を迎えることになって、挑戦者が渡辺名人に決まって徐々に気持ちが高まってきているのかなという感じはします」

 ――準備は十分できたか。

 「自分なりにしっかり取り組むことができたかなと思っています」

 ――挑戦者として渡辺三冠を迎える心境を。

 「渡辺名人は今年の名人戦も防衛されて、大変充実されているという印象があります。挑戦者決定戦の対局は途中苦しい場面もあったかと思うんですけど、そこからも非常に粘り強く指されていて、ほんとに手ごわい相手かなという認識を改めて感じました。番勝負は特に作戦が巧みという印象がありますので、そこで後れをとらないように、こちらもしっかり対応できればと思っています」

 ――2回目の対戦ということでシリーズを通しての戦略はあるか。

 「そういった戦略という面で…

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