米上院議員が台湾訪問 「ワクチン75万回分提供」表明

新型コロナウイルス

台北=石田耕一郎
[PR]

 米国の超党派の上院議員3人が6日、台湾を訪れ、空港で出迎えた蔡英文(ツァイインウェン)総統らと会談した。タミー・ダックワース議員は、米政府が新型コロナウイルスのワクチン75万回分を台湾に提供する予定だと説明した。世界保健機関(WHO)などが主導する国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じた供与になるとみられる。

 蔡氏は「米国や日本の支持のもと、台湾がより多くのワクチンを得られることは流行抑止で大きな助けになる」と謝意を表明。「台湾は米国と協力してインド太平洋の自由と平和を守っている」と話した。

 3人は約3時間の滞在中に、台湾の外交部長(外相)や国防部長(国防相)とも会談し、地域の安全保障についても意見交換したという。

 台湾では5月以降、新型コロナの流行が拡大し、空港など海外から入境時に見つかった人を除いた域内感染者は4月末の累計87人から6日時点で同1万100人まで急増している。ワクチン不足も深刻で、日本政府は4日、英アストラゼネカ製ワクチン124万回分を提供している。(台北=石田耕一郎)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]