コロナ感染、高まる子どもの割合 数週間後重症化の例も

有料会員記事新型コロナウイルス

熊井洋美、編集委員・田村建二
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 「子どもは感染しにくい」とされてきた新型コロナウイルスだが、感染者全体に占める20歳未満の割合が約1割にまで高まってきた。感染後、わずかながら重い症状に陥る例も報告されている。感染力が強い変異株の流行を踏まえ、専門家は家庭での対策を改めて徹底するよう訴えている。

感染から2カ月後に高熱や下痢で入院

 各地の学校や保育施設でクラスター(感染者集団)が発生している。

 新潟県の保育園では2月、変異株のウイルスによって園児13人、保育士ら4人が感染。さらに家族にも広がり、計42人の大規模クラスターになった。「変異株の感染力の強さを物語る事例だ」と日本小児科学会で感染症対策を担う斎藤昭彦・新潟大教授は話す。

 厚生労働省の6月2日時点のまとめによると、10代以下の感染者はこれまでに7万8952人。全体(73万7086人)の約10・7%を占める。

 変異株が広がってきた2月3日時点の感染者数からは約2・2倍となった。一方、20代以上の各年代の伸びは約1・9倍だった。ただ、その理由ははっきりしていない。

 斎藤さんは「変異株が特に子…

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