富士山の自転車レースに約4700人参加

河合博司
【動画】 富士山の富士スバルラインで、5千人参加の自転車レース「第17回Mt.富士ヒルクライム」開催=河合博司撮影
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 富士山有料道路、富士スバルライン(山梨県)を自転車で疾走する「第17回Mt.富士ヒルクライム」(県自転車競技連盟などの実行委員会主催)が6日あり、4726人が全長24キロ、標高差1270メートルの山岳コースに挑んだ。

 午前6時半のスタート前、長崎幸太郎知事は選手たちに「(大会は)県が目指す社会・経済と感染症対策を両立させる、超感染症社会のお手本です。北麓(ほくろく)の初夏をご堪能下さい」とエールを送った。

 小雨で向かい風の中、選手たちはマスクを外して走り出した。選抜クラス男子では、東京都町田市の会社員、池田隆人選手(25)が、56分21秒の大会新記録で優勝。5キロ過ぎに3選手で飛び出し、15キロ過ぎにアタックをかけて逃げ切った。2位に1分半以上の大差を付ける圧勝。ゴール後「自転車の軽量化より、形状や自分の姿勢で空気抵抗を減らす工夫をネットで研究しました」と話した。

 選抜クラス女子の優勝は望月美和子選手で、1時間13分41秒だった。

 一般クラスの選手たちも男子は97%、女子は93%の完走率と健闘した。岡山県赤磐市から参加した主婦、人部香さん(34)は2人の子どものお母さん。練習を始めて3年と短いのに、1時間18分と男子顔負けの好成績だった。「限界を超えて全力を尽くし、その後の達成感が大好き」と笑顔だった。(河合博司)