36年ぶりの千葉・白子町長選 新顔が無投票8選を阻む

稲田博一
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 36年ぶりの選挙戦となった千葉県白子町長選は6日、投開票された。新顔で前町議の石井和芳氏(70)が、8選をめざした現職の林和雄氏(73)=連合千葉推薦=を破り、初当選を果たした。当日有権者数は9537人。投票率は69・34%(前回1985年は93・65%)だった。

 石井氏は林氏の多選を強く批判し、「町の行政改革が必要」と訴えたことが功を奏した。都市計画を変更し町の中心地をつくる、少子化が続く中で3小学校の再編を検討する、優良な中小企業を中心にした産業の育成などの公約も、林氏とは一線を画し、町民の支持につながった。

 初当選時も含め、7回連続無投票当選を続けてきた林氏は、初の選挙戦で敗れた。28年間の実績を強調し「コロナ対策と、コロナ後の町づくりは、長い経験を持つ私に」と訴えたが届かなかった。国会議員や県議、さらに町議の過半の支持も得ていたが、当選には結びつかなかった。

 同町議補選(被選挙数1)も同日投開票された。(稲田博一)