池田小、安全を考えた20年 事件後を振り返るパネル展

瀬戸口和秀
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 大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で児童らが殺傷された事件から20年になるのを前に、同校は5月31日、安全への取り組みや事件後の学校生活を振り返るパネル約35枚を東館1階に展示した。

 事件は2001年6月8日に発生。宅間守元死刑囚(04年に死刑執行)が包丁を持って校内に侵入。児童らを襲い、1、2年生計8人が死亡し、児童と教諭の計15人が重軽傷を負った。

 パネルは、事件から10年となった11年に体育館に展示した56枚から選んだもので、子どもたちに見てもらおうと展示した。仮設校舎での学校生活や、旧校舎の解体、新校舎の建設、卒業式などの行事、不審者対応訓練といった安全への取り組みを紹介している。

 真田巧校長は「いまの校舎はいろんな人の思いや願いがあって造られたことを知り、学校の安全を考えるきっかけにしてほしい」と話している。(瀬戸口和秀)