三越伊勢丹、新宿と日本橋の両本店を再開発へ

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伊勢丹新宿本店=2020年5月11日、東京都新宿区
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 三越伊勢丹ホールディングスは、伊勢丹新宿本店と三越日本橋本店の再開発に動き出す方針を明らかにした。新型コロナ禍で百貨店業は苦戦が続いており、周辺との一体開発で保有不動産の価値を高め、収益力向上につなげる。

 再開発の時期や事業規模は未定。三越伊勢丹は、両店の近隣地域に複数の不動産を所有している。ホテルやマンションなどを含めた複合型の再開発につながる可能性もある。三越伊勢丹の2021年3月期は、コロナ禍で純損益が410億円の赤字だった。

 細谷敏幸社長は5月の決算オンライン会見で、「保有資産の(価値向上への)取り組みは遅れていると言わざるを得ない。将来的に必ずやり遂げる。複合的な街づくりを成し遂げたい」と話している。

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三越日本橋本店=2020年4月2日、東京・日本橋、朝日新聞社ヘリから、迫和義撮影