アラブの子たちに母語教育を 無償提供へCFで資金募る

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三宅梨紗子
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 日本で暮らすアラブ人の子どもたちに母語の教育を無償で提供しようと、広島の中東研究者らが支援団体を立ち上げた。オンライン授業を始め、約20人が学ぶ。団体はクラウドファンディング(CF)で活動資金を募っている。

 「みんな元気ですか? 宿題はやってきましたか」「はーい!」。講師がオンライン会議システムの画面ごしにアラビア語で呼びかけると、子どもたちの元気な答えが返ってきた。

 団体は「アラブの子どものための母語教育協会(アナーラ)」。広島市立大学国際学部の田浪亜央江(あおえ)准教授(中東地域研究)と広島県内在住のアラブ人の親らが発足させた。

 2011年に中東の民主化運動アラブの春」が波及して以降、シリアエジプトなどから多くのアラブ人が日本を含む国外に逃れた。日本の学校に通う子どもは、母語に触れる機会が家庭内だけになる。保護者も異国で慣れない仕事に追われ、十分に母語を教えられないことが多いという。

 授業は小学1~6年を対象に…

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