イスラエル当局、外国メディアの記者拘束 対応に批判

有料会員記事ガザ情勢

エルサレム=清宮涼
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 イスラエル占領下の東エルサレムで、パレスチナ人による抗議デモを取材していたカタール衛星放送アルジャジーラの女性記者がイスラエル治安当局に拘束された。記者は数時間後に解放されたが、「報道の自由の侵害」だとして抗議の声が上がっている。

 東エルサレムのシェイクジャラ地区でパレスチナ人が立ち退きを求められている問題などへの抗議の声が高まり、5月10日にパレスチナ自治区ガザ地区の武装勢力とイスラエル軍の武力衝突に発展した。21日に停戦を迎えたが、その後も抗議活動が続いている。

 アルジャジーラなどによると、シェイクジャラ地区で今月5日、抗議デモを取材していた同社のベテラン記者でエルサレムを拠点にするギバラ・ブデイリ氏が拘束された。目撃者が撮影した映像によると、ギバラ記者は複数の警官らに肩などをつかまれた後、車に乗せられた。記者は「プレス」(報道)と書かれたベストも身につけていた。イスラエル政府が発行する記者証も持っていたが、このときは手元になかったとみられる。イスラエル警察は「身元を明かすことを拒否し、警官を身体的に暴行した男女を逮捕した」と声明を出したが、記者は暴行を否定している。自身が手を骨折したという。

 アルジャジーラ編集幹部のム…

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