コーヒーに文句つける監督、分断の原因 息子は転校

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編集委員・中小路徹
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 「声が小さい」という理由で娘が無視されるようになったのは、監督が代わってからだった。

 西日本に住む40代の母親が明かす。

 「おとなしい性格の娘を気に入らなかったのか。試合や練習に入れてもらえず、一日中、用具管理をさせられたこともありました」

 娘と息子は、小学生を対象とした、ある競技の地域クラブに入っていた。

 子どもをチームに入れている父親が、代わる代わる監督を務める体制をとっている。

 この監督は、選手の好き嫌いが激しいタイプだった。控えめな娘を「性格が悪い」となじり、「誰に断って入部してきたんだ?」という暴言も浴びせた。

 活動中だけではない。「家に来て、何がダメなのか、1時間以上、娘を罵倒して帰っていきました」

 一方で、「勝つためには、何でもしろ」「相手がけがしたら喜べ」という指導が、フェアではないと感じられた。「子どもたちにはスルーするように言っていました」

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 当番をこなす母親たちにも、偉そうだった。

食事会のメニューまで…

 「『コーヒーの入れ方がなっ…

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