聖火リレー、仙台市街地は走行中止 他は予定通り

根津弥
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 19~21日に予定されている宮城県内の聖火リレーについて、村井嘉浩知事は7日、仙台市中心部約2キロの走行を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染状況を踏まえたという。同市沿岸部や他の市町では予定通り実施する。

 中止となるのは、青葉区の仙台国際センター~県民会館の区間。当初は、21日夕方に13人が聖火をつなぐ計画だった。この13人については、同日のゴール地点となっている市陸上競技場内を走る方向で、大会組織委員会と調整するという。

 市中心部の聖火リレーをめぐっては、郡和子市長が県側に中止を求めていた。村井知事は会見で「全てを予定通りというのが理想だと思うが、(コロナの)感染状況や仙台市長の要請を踏まえた」と述べた。

 一方、村井知事は他の市町については、予定通り実施すると公表した。19日は気仙沼市から女川町まで、20日は東松島市から利府町まで、21日は山元町から仙台市まで、大会組織委側が準備する地域も含めて計16市町村をつなぐ。各日のゴール地点での聖火到着式も実施する予定だが、観覧は事前申込者などに限定するという。

 村井知事は「密集を避けるため、お住まいに近い場所での観覧やインターネットのライブ中継での視聴に協力してほしい」と呼びかけたうえで、「東日本大震災から復興した姿を国内外に発信し、支援をいただいた方に感謝の気持ちを伝えたい」とした。(根津弥)