大規模接種開始、まさかのガラガラ 広島知事「予想外」

新型コロナウイルス

蜷川大介、東郷隆
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 新型コロナウイルスのワクチン接種で広島県は7日、福山市内に大規模接種会場をオープンした。1日1800人の高齢者に接種する計画だが、この日訪れたのはわずか88人。急きょ備後圏6市町の医療従事者らに接種希望を募り、高齢者以外の150人にも接種した。湯崎英彦知事は会見で「こんなに低調なのは予想外」と語った。

 県によると、米モデルナ製ワクチンを使う。医師10人、看護師25人を含む計125人を配置し、17日までに1万8千人に接種する計画。対象は福山市と世羅町の接種券を持つ高齢者だったが、申し込みが少ないため府中市の高齢者にも拡大した。それでも7日朝の時点で345人しか予約しておらず、県は福山市尾道市三原市、府中市と神石高原町、世羅町の医療従事者のほか、福山市介護従事者や保育士、消防士らにも接種を呼びかけている。

 県の担当者は「県の接種はホームページと報道でしか広報できていない。福山市では現在、80歳以上を対象としているが、10日以降は65歳以上に広げて予約を受けるので接種希望者は増えると考えている。積極的なPRで接種拡大に努めたい」と話した。(蜷川大介、東郷隆)

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