アルツハイマー病新薬の製造販売 米が条件付きで承認

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江口英佑、ニューヨーク=真海喬生
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 エーザイと米製薬大手バイオジェンが開発したアルツハイマー病治療薬候補の「アデュカヌマブ」について、米食品医薬品局(FDA)は7日、製造販売を条件付きで承認したと発表した。アルツハイマー病で認知機能低下を長期間抑える世界初の薬となる。

 FDAは、効果などを見極めるため今後も試験を行うことを求めている。効果がないと判断すれば、承認を取り消す可能性もある。

 アルツハイマー病は、脳内に「アミロイドβ(ベータ)」というたんぱく質がたまることで神経細胞が徐々に働きを失い、認知機能が低下するとみられている。アデュカヌマブは、軽度認知障害という「早期」に投与を始められ、認知機能低下を長期的に抑えることが期待されている。これまでの治療薬は症状を一時的に軽くするものだった。

 今回の承認で、米国では治療薬として使用することができる。ただ追加治験で、効果が確認できない場合は、承認が取り消される可能性もある。日本では昨年12月に申請があり審査中だ。

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