情報提供2年間ゼロ 女児遺体発見から20年、捜査続く

大下美倫
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 神戸市北区の有野川で2001年、市立唐櫃(からと)小学校3年だった宮崎早紀さん(当時8)が遺体で見つかってから7日で20年となる。

 有馬署によると、早紀さんは01年6月3日夜、自宅近くの神戸電鉄唐櫃台駅に母親を迎えに行ったまま、行方が分からなくなった。遺体は7日朝、駅から約2・5キロ北の有野川で見つかった。県警は車にはねられた後、川に投げ込まれた可能性があるとみて、ひき逃げや殺人などの疑いで捜査してきたが、ひき逃げは06年に公訴時効が成立。殺人容疑で捜査を続ける。

 署員らは例年この時期、早紀さんが最後に目撃された唐櫃台駅で、情報提供を求めるチラシを配ってきたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年に続き今年も中止に。代わりに、署のホームページにチラシを掲載している。

 ただ、この2年間の情報提供は0件だった。有馬署の三好勝久副署長は「事件を風化させることなく、犯人逮捕に向け可能な捜査を進めていく」と話す。情報提供は有馬署(078・981・0110)へ。(大下美倫)