国連総会の新議長にモルディブ外相 コロナ対策を優先

ニューヨーク=藤原学思
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 国連総会(193カ国)は7日、来期の総会議長にモルディブのアブドラ・シャヒド外相(59)を選んだ。任期は9月14日から1年間。シャヒド氏は選出後の演説で「新型コロナウイルスからの回復が喫緊の優先事項だ」とし、ワクチンが世界に平等に供給されるよう努力すると語った。

 シャヒド氏は1983年に外交官に。2009年に国民議会議長に就任した。18年からは2度目となる外相を務めている。

 演説では新型コロナ対策のほかに、気候変動対策にも取り組むと表明。また、若者の声を総会に反映させることやジェンダー平等を重要視する方針を掲げ、「ジェンダーバランスが取れていない会議には一切参加しない」と宣言した。

 総会議長は五つの地域グループの持ち回りで、今年はアジア太平洋から、シャヒド氏とアフガニスタンの外交官が立候補。シャヒド氏は191票の有効票のうち、143票を集めた。(ニューヨーク=藤原学思