アップル新OS、プライバシー保護強化 つながりも重視

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サンフランシスコ=尾形聡彦
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 米アップルは7日、開発者向け会議「WWDC」の基調講演で、iPhone(アイフォーン)向けの新たな基本ソフト(OS)「iOS 15」などの新機能を発表した。広告メールから利用者の情報を守ったり、動画を共有しながら通話できたりするなど、プライバシー保護強化や「つながりやすさ」を高める機能が柱だ。新OSは秋に一般向けの配布が始まる。

 「いま、プライバシーはかつてないほど重要になっている。なぜならみなさんはデータのブローカーと広告会社の複雑なシステムによって、同意なしに追跡されうるからだ」

 アップルのクレイグ・フェデリギ上席副社長は7日、こう訴えた。「iOS 15」では、同社のメールアプリ上で、広告メールについて、メールをいつ開いたかや、利用者のネット上の住所に当たる「IPアドレス」の取得を防ぐことで、広告会社に追跡されることを防止する機能を導入する。また、「アプリのプライバシーリポート」という機能も加わり、各アプリが過去7日間に位置情報やカメラ、連絡先などにアクセスした状況を確認できるようにもなる。

 音声の人工知能(AI)「シ…

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