東京五輪を「計7千時間超」放送へ 米メディアNBC

ニューヨーク=藤原学思
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 米NBCユニバーサルは7日、東京五輪を計7千時間超にわたって放送すると発表した。テレビの他にオンラインでも配信し、放送時間は過去最多になる。開会式の生中継をするほか、17日間は連日、ゴールデンタイムで取り上げるという。

 同局は1964年の東京大会で初めて五輪を放送。夏季は88年のソウル大会から、冬季は2002年のソルトレークシティー大会から、全ての五輪の放送を担ってきた。声明では東京五輪について「パンデミックが始まって以来、初めてとなる主要な世界規模の集まり」と位置づけ、同局の朝と夜の看板番組で東京からの生中継をするという。

 五輪担当のエグゼクティブプロデューサーは「壊滅的な1年を経て、世界はようやく、この夏、東京で再び一つになる」と強調。ただ、新型コロナ感染対策などについての言及はない。

 親会社のケーブルテレビ最大手コムキャスト国際オリンピック委員会(IOC)に対し、東京までの4大会で43億8千万ドル、さらに32年までの6大会で76億5千万ドルを支払う契約を結んでいる。現在の為替相場では10大会で計1兆3千億円に上り、IOCにとっては大きな収入源となっている。(ニューヨーク=藤原学思)