「正当性認められない」 ミャンマー国軍非難の衆院決議

佐藤達弥
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 衆院は8日の本会議で、ミャンマー国軍によるクーデターを非難する決議を採択した。2月のクーデター後、国会が国軍への非難決議を行うのは初めて。

 決議は「クーデターは民主化への努力と期待を踏みにじるもので、国軍による現体制の正当性は全く認められない」と指摘。「本院は、民主主義を取り戻すために行動を続けているミャンマー国民と共にある」とし、国軍に対して残虐行為の即時停止をはじめ、アウンサンスーチー氏らの即時解放、民主的な政治体制の早期回復などを求めた。

 決議案は与野党の国会議員でつくる「ミャンマーの民主化を支援する議員連盟」(中川正春会長)のメンバーらが7日、衆院に提出していた。議連は参院にも同様の決議案を提出する方針だ。

 このほか、複数の超党派議連が中国・新疆ウイグル自治区や香港などの人権問題を非難する決議案の国会提出をめざしている。(佐藤達弥)