安倍川花火大会コロナで中止

玉木祥子
[PR]

 【静岡】例年60万人が訪れる安倍川花火大会の中止が決まった。地元自治会などで構成する同大会の本部(滝義弘会長)が8日に発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が収束しない状況を受けて、昨年に続き開催を断念した。

 花火大会は戦没者慰霊を込めて静岡市葵区の安倍川河川敷で行われる市内最大規模のイベントで、夏の風物詩となっていた。4日に開いた大会本部の役員会で、人が密集することで感染リスクが避けられないと判断し、全員一致で中止を決定した。例年7月に実施しているが、東京五輪パラリンピックの影響で警備員を確保できないことから、9月初旬~中旬の開催を検討していた。大会前に例年実施している慰霊法要は7月24日に関係者のみで行う。

 2018年と19年も台風で開催できず、今年で4年連続の中止となる。滝会長は「今年こそはやりたいと思っていたので、断腸の思い」と話した。(玉木祥子)