「刺激になる」同学年の3選手 交流戦無失点投手を攻略

室田賢
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 (8日、プロ野球交流戦=楽天5―2中日)

 交流戦で防御率0・00を残していた中日ドラゴンズの柳裕也でさえ、今の東北楽天ゴールデンイーグルスは止められない。右腕を打ち崩したのは、2011年秋のドラフトでプロ入りした、同学年の選手たちだ。

 1点を追う四回。島内宏明は内角の141キロに反応した。感触は抜群。打球は低い弾道で右翼席へ突き刺さった。無失点投球を続けていた明大の後輩から、スコアボードに「1」を刻み、「だいぶやられっぱなしだったので」。先輩の意地を見せつけた。

 これで6試合連続打点を記録し、48打点はリーグトップ。「打点は運もある」と謙遜するが、好調の裏には同学年の岡島豪郎、鈴木大地の存在がいる。

 「2人はすごくいい選手。僕はドラフト下位(6位)で入った。下位で試合に出ているのは僕だけ」。同4位の岡島、当時ロッテで同3位だった鈴木大を発奮の材料にしている。

 この2人も五回に適時打を放った。3安打の岡島は「(鈴木)大地にも島内にも、ついていくのが精いっぱい」。勝ち越し打を放った鈴木大は「本当に刺激になる」。3人はこの日、複数安打を記録した。

 打線は2桁安打で、4年ぶりの6連勝。リーグ1位をひた走るチームは、交流戦でも1位に躍り出た。

 創設17年目を迎えた球団は、まだ交流戦で優勝したことはない。鈴木大はお立ち台で誓った。「ここまで来たら交流戦の優勝を狙います」室田賢

 柳(中) 自身交流戦3試合目で初失点を喫して黒星。「思ったようにボールをコントロールすることができなかった」