英国五輪委、橋本聖子会長に「選手団全員が接種」保証

ロンドン=遠田寛生
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 英国オリンピック委員会(BOA)は8日、今夏の東京オリンピック(五輪)が安全に行えるよう、東京大会組織委員会の橋本聖子会長に全面的な協力を約束したと発表した。声明で「英国の選手団は、日本の人々へのリスクを最小限に抑えるために大会前から可能な限りのことをする。そのことを保証する旨を(橋本)会長に文書で伝えた」としている。

 国際オリンピック委員会(IOC)が義務づけていない新型コロナウイルスワクチンについては、選手団の全員が受けると説明。8日時点ではまだ全体の14%しか受けていないが、大会前には全員が2度の接種を完了させるという。

 また、参加する選手や関係者の行動ルールをまとめた「プレーブック」に書かれた以上の厳しい検査態勢を敷く。義務づけられている「96時間以内に2回」の出国前検査に加え、出国14日前にも鼻の奥をぬぐって検体を採取するPCR検査を予定。その後は迅速に結果が出る検査を定期的に受けながら、人混みなどを避けた自粛生活に入るという。

 BOAのアンディ・アンソン最高責任者は「日本との関係は私たちにとって非常に重要であり、それを危うくするようなことはしない」とコメントを出した。(ロンドン=遠田寛生)