北朝鮮の東京五輪不参加、IOCが容認 話し合い進まず

ロンドン=遠田寛生
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 国際オリンピック委員会(IOC)の理事会は8日、北朝鮮東京オリンピック(五輪)不参加を容認した。北朝鮮夏季五輪に出場しないのは1988年ソウル大会以来。獲得している出場枠については、各国際競技団体の規定に基づいて他の国・地域の選手に振り分ける。

 北朝鮮は4月、新型コロナウイルスの影響を理由に不参加を表明。北朝鮮体育省運営のウェブサイト「朝鮮体育」が記事で伝えた。IOCは事実確認を含め、その後も話し合いを試みたと説明しているが、進展はなし。出場を断念する正式な通達はいまだ届いていないものの、決断に踏み切った。マーク・アダムズ広報担当責任者は「出場枠を待つ他の選手の準備を考えれば、これ以上は待つことはできないと判断した」と述べた。(ロンドン=遠田寛生)