「飛ぶ宝石」梅雨の晴れ間に水浴び、恋の季節終わって 

藤脇正真
[PR]

 福岡市を流れる室見川では、羽色が美しいカワセミが姿を見せ、道行く人の目を楽しませている。翡翠(ひすい)のような体色から「飛ぶ宝石」とも呼ばれる。春から初夏にかけ、川辺で見せるあでやかな姿をレンズで追いかけた。

 3~5月は、カワセミの恋の季節。つがいで仲良く寄り添う姿が目立ち、散歩中の人たちも足を止めていた。夏前までに、産卵、ヒナの誕生、巣立ちを迎えるという。

 九州北部は5月15日、梅雨入りした。気象庁が統計を取り始めてから、2番目の早さだ。長雨が心配されたが、6月に入ってからは、晴れて暑い日も多い。

 梅雨の晴れ間の8日、何度も川の水面に飛び込むカワセミと出会った。小魚を捕ったり、毛繕い前の水浴びをしたり。写真愛好家たちは、その一瞬を狙って、一斉にシャッターを切っていた。(藤脇正真)