世界の有名サイト、なぜ一斉にダウン? 背景に裏方企業

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サンフランシスコ=尾形聡彦
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 英国政府や米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙、米アマゾンなど世界の有名サイトで8日、大規模なアクセス障害が発生した。背後にあったのは、ネット上でコンテンツを素早く表示するサービスを提供する米企業の障害だ。一企業のトラブルが多くの著名サイトに影響した事象は、ネット上のサービスの脆弱(ぜいじゃく)性を浮かび上がらせた。

 「混乱を引き起こしたサービス構成を特定し、その構成を無効にした」

 米ファストリー(本社・サンフランシスコ市)は8日早朝、世界的なネットワーク障害を引き起こした原因について、こう短く説明しただけだった。「サービス構成」の詳しい中身は公表していないが、同社が内部でサーバーなどの設定変更を行った際に障害が発生した可能性がある。

 影響は大きかった。8日午前3時(日本時間同日午後7時)ごろから、数十分から約1時間にわたって、米CNNや英BBC、動画配信サービス「Hulu」、ネット掲示板「レディット」など、世界的に有名なサイトが次々にダウンし、アクセスできない状態になったのだ。

 ファストリーは、「コンテン…

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