法医学のベテラン元教授 浮かんだ経費詐取容疑 近畿大

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 医学的な知識に基づき、法律的な解決をめざす法医学分野で豊富な実績をもっていた元教授が、所属大学の経費を詐取したとして大阪府警に逮捕された。背景には、大学側の甘い経費管理の課題も浮かぶ。

 捜査関係者らによると、逮捕された近畿大医学部法医学教室元主任教授の巽信二容疑者(66)をめぐる不正疑惑は、今年3月の定年退職を前に、大学側が教室と外部業者との契約を点検するなかで持ち上がった。

 大阪市中央区の医療機器販売会社に対し、不審な内容の物品発注をしていたことを示す書類が大量に見つかったという。

 この会社で近畿大法医学教室を担当していたのが、今回逮捕された藤戸栄司容疑者(52)だった。取引は約15年前から始まっており、このころに巽容疑者と知り合ったとみられる。物品の納入から領収書を届けるまで、すべて藤戸容疑者がしていたという。

 研究に必要な医療機器などの…

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