警察扱い死者、5月はコロナ感染97人 1月に次ぐ多さ

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 自宅や高齢者施設などで過ごしていた人が亡くなり、警察が事件性の確認などの対応をした事案のうち、5月中に新型コロナウイルスへの感染が確認された人が24都道府県で97人に上ることが警察庁への取材でわかった。急増した4月の96人とほぼ同じだった。

 警察庁によると、5月に感染が確認された死者97人を検案した医師に聞き取ったところ、死因が新型コロナだったのは60人だった。ほかの37人は肺炎やその他の病気、事故など。

 死者97人を都道府県別でみると、大阪の24人が最も多く、兵庫12人、北海道・東京10人、福岡6人と続く。年代別では、20代1人、30代4人、40代6人、50代13人、60代18人、70代29人、80代22人、90代4人だった。

 発見場所別では、自宅や高齢者施設、宿泊施設などが92人。病院の駐車場の車内などの外出先が5人だった。

 死亡前に感染が確認されていた人は39人。搬送先の病院で感染の疑いがあるなどとして死後にPCR検査をした結果、感染が判明した人は58人だった。

 昨年3月から今年5月までに警察が取り扱った事案のうち、感染が確認された死者は計500人に上った。月別の推移をみると、昨年12月に56人に急増し、今年1月は132人に倍増した。5月は、今年1月に次いで多かった。