湖南農業高と立命大食マネジメント学部が連携協定締結

菱山出
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 ともに滋賀県草津市にキャンパスがある県立湖南農業高校と立命館大学食マネジメント学部が9日、連携協力協定を結んだ。「食」をテーマに、生徒と学生が協力して地域の持続可能な課題解決に取り組むという。

 県庁であった締結式で、高校の清水順二校長と大学の天野耕二学部長が協定書に署名した。

 湖南農業高校は、湖南地域唯一の農業高校で、温室や水田、農場がある。米や果樹などの農作物を育てており、定期的に販売もしている。

 食マネジメント学部は、「食」を総合的に学ぶ学部として2018年4月にびわこ・くさつキャンパスで開学した。連携協定は福井県小浜市など自治体とは結んでいるが、高校などの教育機関とは初めて。

 清水校長と天野学部長によると、今年度はフードロスの削減や琵琶湖の水産資源の活用、食を通じた健康増進をテーマに活動する。採卵鶏の廃鶏後の食用可能性を探ったり、琵琶湖でとれるナマズの活用を考えたりすることなどを念頭に置いているという。

 清水校長は「商品開発などを通じて学生さんから幅広い知識を学べる」。天野学部長は「地域で実際に食材を作っている生徒さんとの交流で、学生も五感を通じて学ぶことが出来る」と話した。(菱山出)