競技地も選手地元も…オリパラPV中止続々 コロナ懸念

新型コロナウイルス

西堀岳路
[PR]

 新型コロナウイルス感染の収束が見通せないなか、東京五輪パラリンピックのパブリックビューイング(PV)を取りやめる自治体が埼玉県内で相次いでいる。競技会場がある川越市や男子競泳の瀬戸大也選手らの出身地・毛呂山町などで、7日には大野元裕知事が県主催のPV中止を表明している。

 五輪のゴルフ競技会場(霞ケ関カンツリー倶楽部)がある川越市は、競技日程に合わせ、市内の複合施設の多目的ホールでゴルフを中心に300人規模のPVをやる予定だったが、今月初めに取りやめを決めた。「感染リスクが収まらないなか市民を集めるのは適切ではないと考えた」という。

 会場となるゴルフ場の敷地がかかる狭山市も先月末、ゴルフ競技の男女それぞれの日程中に市民交流センターで予定していたPVの取りやめを決めた。担当者は「つらいところだが、あとは会場がある市の責務として準備をしていくのみ」と話す。

 毛呂山町は瀬戸選手とソフトボールの森さやか選手の出身地。町民有志による町出身選手支援会が両選手それぞれの競技の模様をPVすることにしていたが、中止にした。代わりに、町民から募った応援メッセージ動画や写真を編集して動画サイトに投稿し、両選手へ思いを届ける。

 セルビアレスリングチームのホストタウンになっている富士見市は大野知事の中止発言を受け、PVを予定通り催すかどうか、急ぎ周辺自治体の動向を調べることにした。(西堀岳路)

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[記事一覧へ]