トヨタ、14年ぶり新型ランクル 70周年の進化は?

千葉卓朗
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 トヨタ自動車は10日、スポーツ用多目的車(SUV)「ランドクルーザー」の14年ぶりの新型車をオンラインで世界初公開した。今年はランクル誕生70周年。世界中のあらゆる道を走破し、「行って生きて帰ってくる」というランクルの原点を進化させたという。

 6代目となる新型は、車両の骨格にあたるフレームを新たに設計し、軽量化と低重心化を実現。車両の重さは従来より約200キロ軽くなった。サスペンションの性能も改善。タイヤを浮きにくくすることで、悪路での走行性が向上した。路面状況を判定し、走行モードを自動選択する機能も搭載した。

 今夏以降、世界各地で順次発売する。価格や燃費は現時点では未定。

 ランクルは、1951年に「トヨタジープBJ型」として発売され、54年に「陸の巡洋艦」を意味する現在の名前になった。シリーズには、ランドクルーザーのほか、都市型の「ランドクルーザープラド」、高級ブランド・レクサスの「LX」「GX」がある。中東や欧州を中心に約170の国・地域で年間30万台以上を販売。2019年にシリーズ累計の世界販売台数が1千万台を超えた。(千葉卓朗)