子どもを潰す言葉、伸ばす環境 日欧米を知る選手の思い

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遠田寛生、藤田絢子
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 東京・早稲田実業高を中退し、プロ選手が多く輩出したチェコのジュニアリーグに飛び込んだ。米国の最高峰ジュニアリーグを経て米国のトップレベルの大学に入学し、プレーした。

 そんな経験を基に、どうすれば日本のスポーツがより良く発展するのかを考え、発信し続ける。

 アイスホッケー最高峰の北米プロアイスホッケーリーグNHLを目指す三浦優希(ゆうき、24)だ。プロの卵が集まる全米大学体育協会(NCAA)1部レイク・スペリア州立大を4月に卒業し、「インフルエンサー」としても活動する。

 三浦は今季、確かな足跡を残した。チームの全29試合に出場し4ゴール、8アシスト。シュートブロックはFWでリーグ1位を記録した。チームも25年ぶりにカンファレンス優勝し、日本出身選手で初めて全米大会に出場した。

 大学に入学したころ、技術に自信があったが、「ホッケーをする全米の約1~2%しかたどりつけない」と語る狭き門は甘くなかった。1年目は登録規定や故障でほぼ試合に出られず、2年目はメンバー漏れが続いた。

 「粘り強さや、何としてもパックを奪う強い気持ちが見えないとコーチから言われた」。一つのプレー、勝負に勝てるかどうかを突き詰め、成長した。

 日欧米の育成を自ら体験し、子どもにとってどんな環境がいいのかを考え発信している。

 米国では個性が伸びる理由を目の当たりにした。

 たとえば集合時間。

 午後4時と言われると1時間…

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