ペルー大統領選、開票99%でも決まらず 追うケイコ氏

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サンパウロ=岡田玄
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 南米ペルーで6日に投票された大統領選の決選投票は、9日夜(日本時間10日午前)に選管発表では開票率が99・998%に達したが、一部の結果に異議を申し立てられ、当選者が決まらない状態が続いている。小学校教師で労働組合活動家の急進左派ペドロ・カスティジョ氏(51)を、アルベルト・フジモリ元大統領の長女で中道右派ケイコ・フジモリ氏(46)が得票率で0・45ポイント差で追う。

 選管発表では、9日午後6時51分時点で開票率99・998%。877万票を獲得したカスティジョ氏が得票率50・228%で、ケイコ氏は869万票で49・772%だった。差は7万9千票ほどで、開票が終わっていない票は数百票とみられる。だが、ケイコ氏陣営は9日、投票段階でカスティジョ陣営により不正が行われたと主張し、数十万票分を無効にするよう異議を正式に申し立てた。このため、いずれの陣営も明確な勝利宣言をしていない。

 今回、カスティジョ氏は地方で票を集め、特にペルー南部で圧倒的な強さを見せている。ティティカカ湖に面するプーノ県では89%を得票。クスコ県でも83%に達した。

 一方、ケイコ氏はリマなどで優勢で、とりわけ高級住宅地のある地区で9割近く得票した。また、ペルー国外でも66%を得票し、米国では81%、日本では92%だった。

 両陣営の支持者たちはリマ市…

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