千葉県、五輪とパラのPV取りやめ 熊谷知事が表明

酒井祥宏
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 千葉県熊谷俊人知事は10日、東京五輪パラリンピック期間中に千葉市美浜区の県立幕張海浜公園で計画していたパブリックビューイング(PV)を中止すると発表した。同日にオンラインで実施された全国知事会の後、報道陣の取材に明らかにした。

 熊谷知事は「大会の感動や興奮を共有し、県の魅力を発信するのが目的だった。新型コロナウイルスの感染拡大の中で、目的を達成できないという観点と、費用抑制の観点からも早期決定が必要と判断した」と話した。

 県によると、PVは五輪期間の7月31日と8月1日、パラリンピック期間の8月28、29日に公園の大芝生広場に液晶画面(190インチ)を設置し、テレビ中継を放映する予定だった。ステージでは、小中学生が合唱やダンスを披露し、隣接地で県内市町村のPRイベントも計画されていた。会場は3千人を収容できる広さを想定し、予算は9千万円を計上していた。

 五輪・パラリンピックのPVをめぐっては、埼玉県の大野元裕知事も7日、中止を表明している。(酒井祥宏)