「夢とロマン」のネジ、ブルーインパルスやISSにも

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朝倉義統
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 旅客機ボーイング777や787。「ブルーインパルス」で知られる航空自衛隊のT4練習機やF15戦闘機。これら国内外の航空機のほか、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」でも、使われているネジを作っているのが寺内製作所だ。選ばれる理由は、品質管理能力にある。

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自社で手がけた航空機用ボルトを手にする山本賀則会長(右)と植月邦彦社長=京都市伏見区深草芳永町、朝倉義統撮影
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ISSの日本実験棟「きぼう」=JAXA、NASA提供 

 航空機用のボルトやナットは、航空機やエンジンのメーカーが自ら開発するわけではない。国内の大手重工メーカーが「人の命を預かって空を飛ぶのに必要な耐久性を備えた、高品質な製品を作れる部品メーカー」を選定、発注して納めている。

 寺内製作所が選ばれる秘密は何か。戦前から旧日本軍の航空機用ネジを手がけてきた。さらに終戦後は国内でいち早く、米軍の物資調達規格のモノづくりができる会社として認められた能力だ。

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JALのボーイング777―200(奥)=大阪(伊丹)空港
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ブルーインパルスのT4練習機=宮城県東松島市

 20以上ある航空機用ネジの…

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