ナガシマV15でも集客大幅減 東海レジャー施設昨年度

根本晃
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 東海3県の主なレジャー・文化施設の2020年度の集客数は、コロナ禍による臨時休業や外出自粛が影響し、軒並み減少した。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが10日発表した。ナガシマリゾート(三重県桑名市)が997万人で15年連続のトップを維持したが、前年度より35・7%減少した。

 調査には78施設が回答。前年度と比較できる76施設のうち、74施設で集客数が減少した。ナガシマリゾートは3~5月にかけて断続的に実施した臨時休業や人々の外出自粛が大きく影響した。特に3世代で訪れる家族客の減少が目立った。帰省控えや高齢者の感染を懸念したためとみられる。

 一方、屋外で開放感のある公園は好調だった。愛知県豊田市の鞍ケ池(くらがいけ)公園は119万人が訪れ、前年度から2・4%増えた。同県豊川市東三河ふるさと公園は40万人で同19・8%増だった。調査担当者は「身近な場所で、密を避けながら過ごせる点が好まれた」と指摘。今後、ワクチンの接種が進んでも、「新しい生活様式」が浸透したため、引き続き屋外施設に行く人が増えると分析した。

 レゴランド・ジャパン名古屋市)は数値を公表していないため、調査対象外。(根本晃)

〈2020年度の集客上位10施設〉

1位 ナガシマリゾート(三重県桑名市) 997(▼35.7)

2位 刈谷ハイウェイオアシス愛知県刈谷市) 530(▼34.5)

3位 河川環境楽園(岐阜県各務原市)285(▼38.3)

4位 中部空港愛知県常滑市)237(▼71.9)

5位 JAあぐりタウンげんきの郷(愛知県大府市)224(▼7.6)

6位 ラグーナテンボス(愛知県蒲郡市)163(▼38.7)

7位 大高緑地(名古屋市)153(▼10.2)

8位 東山動植物園名古屋市)135(▼42.3)

9位 養老公園(岐阜県養老町)124(▼9.0)

10位 鞍ケ池公園(愛知県豊田市)119(2.4)

*単位・万人。かっこ内は対前年度比増減率%。▼はマイナス。ナガシマリゾートは20年1~12月の数値