合意から5年、こじれたインド版新幹線 延期公表されず

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奈良部健=ニューデリー、編集委員・吉岡桂子
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 インド版新幹線が牛歩を続けている。

 西部の商都ムンバイと、そこから北に約500キロ、モディ首相の地元でもあるアーメダバードを結ぶ。東北新幹線E5系「はやぶさ」型が時速320キロで走り、最短2時間で結ぶ計画である。「日印新時代を象徴する旗艦事業」(日本政府)として2015年12月、首脳間で合意して5年半。難航する交渉にコロナ禍が追い打ちをかけ、土木工事がようやく始まったところだ。

 目標にしていた23年の開業は、両政府内部では28年まで延期されている。だが、事業費の膨張も含め、公表されていない。

 「あの手紙がなければ、延期…

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