車部品大手アイシン、美容スチーマー開発 肌の奥へ潤い

三浦惇平
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 自動車部品大手のアイシン(愛知県刈谷市)が、蒸気を噴き出す、美容スチーマーを開発した。蒸気を顔に当てて肌に潤いをもたらすという。水の粒子を小さくして肌の奥の層まで水分が届く仕組みで、開発には車部品で培った技術を生かした。

 特徴は、水の粒子を極小化して噴き出すことだ。水の粒子は約1・5ナノメートル(ナノは10億分の1)。通常の加湿器から出される水蒸気の約1千分の1という。特殊な素材のフィルターに水分を通すことで実現。車の排ガスから不純物をフィルターで取り除く仕組みを応用した。

 肌の奥まで潤すため、保湿効果を高め、美容液の肌への浸透を促すこともできるという。まずは東京都内の2カ所の美容クリニックに使ってもらう。効果を検証し、来年度にもクリニック向けに販売を始める。価格は未定。(三浦惇平)