女性議員に「彼氏いる?」 ハラスメント対策、一歩前進

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岡林佐和、南彰
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 改正候補者男女均等法が10日、成立した。当初めざした女性候補者を増やす数値目標の義務化は果たせなかった。それでも、ハラスメント対策を明記して成立したことを評価する声はある。被害に苦しむ女性の候補者、議員が後をたたないからだ。

 東京都北区議会で1期目の臼井愛子議員(30)が、駅前で街頭演説を始めたころ連日、姿を見せては演説中の写真を撮り、SNSで送ってくる男性がいた。

 有権者との関係をこじれさせたくない。最初は「ありがとうございます」と応じていた。だが男性の行動は次第に激しくなった。どうして連絡をしてこないのかと怒り、SNS上でも攻撃してくるようになった。

握手したら、ひじまでなでられ…

 選挙ボランティアとして近づいてきたある男性には「付き合って欲しい」と何度も迫られた。探しているのはボランティアだからと断ると「自分は真剣に結婚相手を探しているんだ」と言われた。別のボランティア男性に自宅までついて来られ「お茶しよう」としつこく誘われたこともある。

 臼井氏は「『彼氏いるの』と…

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