ライチョウ保護の研修生募集中、長野県

近藤幸夫
[PR]

 長野県は、国の特別天然記念物で絶滅の恐れがあるライチョウの保護にあたる高度な技術者「ライチョウサポーターズエース」の研修生を募集している。環境省が「復活作戦」を進めている中央アルプスの木曽駒ケ岳(2956メートル)周辺で、ケージ保護の現地研修をする。

 環境省は昨年、半世紀前にライチョウが絶滅したとされる中央アルプスに、北アルプス乗鞍岳(3026メートル)で生息していた3家族の計19羽(母鳥3羽、ヒナ16羽)を移送した際、木枠と金網で作ったケージで保護した後、放鳥した。今年は7月から、中央アルプスで繁殖した家族を現地でケージ保護する予定。県は、環境省と連携して復活作戦を支援する。

 夜間にヒナを寒さや天敵から守るため、ケージ内に収容して保護する。日中はケージ外に出して、人間が家族に付き添って天敵などから守る。高山帯での作業となり、悪天候など気象条件は厳しい。

 募集は5人程度。日程は7月1日~8月4日のうち9日間程度。応募要件は、「県内在住者」「20歳以上50歳未満で、高山帯で連日の活動ができる体力がある」「高い登山技術を持つ山岳ガイド登録者か、ライチョウ保護に関する実践的な取り組みを行ったことがある」など。申し込みは6月15日必着(郵送のみ)。問い合わせは、県自然保護課(026・235・7178)へ。(近藤幸夫)