ライチョウの抱卵、北アルプスで まもなく孵化

近藤幸夫
【動画】残雪の北アルプス・乗鞍岳でライチョウの産卵、抱卵が始まる=近藤幸夫撮影
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 【長野】残雪の北アルプス乗鞍岳(3026メートル)で、国の特別天然記念物・ライチョウの産卵、抱卵が始まっている。

 つがいのメスは、ほぼ2日おきに1卵を産み、6~7卵を産み終えると抱卵する。今月下旬にも孵化(ふか)し、メスによる子育てが始まる。乗鞍岳の登山道脇で確認したつがいのメスは、まだ産卵中とみられ、オスと一緒に高山植物などの餌をついばんでいた。

 半世紀前に絶滅したとされる中央アルプスで、環境省が「個体群復活作戦」を進めている。昨年、乗鞍岳から3家族計19羽(母鳥3羽、ヒナ16羽)を移送。今年、乗鞍岳生まれの若鳥から中央アルプス生まれのヒナの誕生が期待される。(近藤幸夫)