G7声明案、世界にワクチン10億回分 米メディア報道

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コーンウォール=高野遼
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 11日から始まる主要7カ国首脳会議(G7サミット)をめぐり、米ブルームバーグ通信は9日、サミットの声明案に、少なくとも10億回分の新型コロナワクチンを世界各国に提供することが盛り込まれていると報じた。ウイルスの起源についての調査を求めることでも合意する方向という。

 同通信は声明案を確認したというが、確定したものではなく、議論の土台となる見通し。来年末のパンデミックの収束を目標にし、10億回分のワクチンを各国に届ける計画だという。ウイルスの起源については、世界保健機関(WHO)を中心とした透明性のある調査を求めるとしている。

 ウイルスの起源をめぐっては、米バイデン政権が5月下旬、中国の研究所から流出した可能性に言及し、米情報機関に追加調査するよう指示。WHOも近く次の調査の検討を始める方針を示している。

 このほか声明案には、ワクチン輸出に関する不必要な貿易制限の撤廃や、ワクチン接種証明書の承認を含む国際的な渡航についての共通基準への支持についても盛り込まれる見込みだという。世界的なサプライチェーンにおける強制労働の問題への取り組みにも言及しているが、中国を名指しにはしていないという。(コーンウォール=高野遼)

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