G7、ワクチン10億回分を世界に供給へ 英政府が発表

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コーンウォール=金成隆一
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 主要7カ国(G7)が、新型コロナウイルス対策として、少なくとも10億回分のワクチンを世界に供給すると、11日開幕の首脳会議(サミット)で合意する見通しとなった。議長国の英国が10日発表した。

 今回は新型コロナパンデミック(世界的大流行)が始まって以来、初のG7サミット。欧米が自国のワクチン確保を急ぐ一方、途上国では入手そのものが困難で、広がる格差への対処が喫緊の課題だった。G7には、中国が「ワクチン外交」で影響力を強めることへの懸念もあるとみられ、各国が協調することとなった。

 10億回分は、現物供給と財政支援の形で供給を進める。英国がサミットで示す「2022年末までに全世界でワクチン接種」という公約の達成に向けての具体策の一つになる。ワクチン製造工場を世界に増やすための計画も示すという。

 ワクチンの現物供給では米国が10日、ファイザー製ワクチン5億回分を購入して、低所得国など92カ国に寄付する計画を発表。英国も1億回分の余剰ワクチン最貧国などに供給する方針という。(コーンウォール=金成隆一)

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