「厳しい職場変えたかった」放火容疑、消防士を書類送検

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 大阪府枚方市の枚方東消防署で先月、更衣室のロッカーが焼けた火災で、大阪府警は10日、同署に勤務する男性消防士(27)を建造物等以外放火容疑で大阪地検に書類送検し、発表した。「異常に厳しい職場環境を変えたかった」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、送検容疑は5月24日午前8時半ごろ、同僚が使う更衣室のロッカー内の衣類にライターで火をつけて燃やし、煙を流出させるなどの危険を生じさせたというもの。火は別の同僚が消し止め、けが人はなかった。

 男性は4月から、自らの希望で人命救助の担当になった。調べに「訓練が厳しいことは理解できるが、誰も逆らえない状態だった。訓練に身が入らずに怒られる悪循環が続いていた」などと話したという。

 枚方寝屋川消防組合の総務部は「現時点ではパワハラやいじめは確認されていない。ただ、本人や上司から詳しく話を聞き、調査する必要があると考えている」とコメントした。